2015年12月3日木曜日
2015/12/03
先週末ショートポニーズが終わりました。
僕が役者を続けられるのも
見に来てくれるお客さんがあるからこそと
感慨に浸るような時間を過ごしました。
稽古を含めた一か月間が有意義でした。
ショートポニーズは投げ銭公演で
今回が5回目の公演でした。
ポニーズは本公演も投げ銭公演も
力の入れ方、または抜き方に差はなく
その時その時に生まれるおかしみを
拾っては捨て、思い出しては忘れ
最後にはなにも無い状態で役者が舞台に
立てるように、しかもピークを本番に持ってけるようにするため
あんま稽古しなかったりして、芝居って何なんだ?
みたいな真面目な立ち方でやってます。
話が逸れました
投げ銭公演は自分の糧でありまして大好きな演目なんですけど
本公演だろうがカフェ公演だろうがポニーズは
真っ向から芝居して、それに対して、僕はお賽銭だと思ってますが
お客さんから任意でお代を頂戴するという
健全な関係が僕は大好きです。
史実や、真だとか、そんなものを感じたり
あるいはただただ笑えたとかそういうこともあろうし
時間を無駄にされた方や
秋刀魚の意味が分からなかった方
往来の電車賃や、明日のランチ代等
様々頭によぎらせながら
お代を折り紙に包んで、ポニーズにお渡しする。
お客さんにも委ねながら
より明確な相互関係で成り立っている。気がする。
ポニーズみたいな劇団がずっと続いてほしい
今回いただいた言葉で嬉しかったものです。
僕もそう思っているので。田
2015年11月21日土曜日
11月21日
来週の土日、久しぶりに
ショートポニーズが上演されます。
なんなんでしょうか。
僕すごく待ち遠しいです。
外部に触れる機会がないので
もしや心配されてる方がいるかもしれませんが
ポニーズの稽古は濃密に
そして静謐に行われています。
今回はメンバー4人のみの公演で
思い起こすとポニーズ5人体制になってからは
はじめての試みです。
メンバーとは風煉ダンスも合わせると
結構な数一緒にやってきてるので
もう格別新しいことって起こらないんですけど
稽古場に入って帰るまでの時間
メンバーそれぞれの居ずまいや
余計な時間も余計でないような
有り難い感覚が身についていて
この人たちの有りようを余すことなく
見てほしいなと思っています。
そして今回の演目について話しますが
どれもこれも面白いお話です。
でももしかしたら本番誰も笑ってないかもしれない。
みんな達者な役者なのに
その達者な部分がチラと顔をのぞかせると
とたんにメッキが剥がれるような
なんかそんな芝居です。今回。
面白くしようと稽古すると
だいたい面白くなくなっていって
おかしみとあざとさの桶狭間を
僕なんて毎回毎回儀式のように戦って
そんで結局どうやって本番に臨んでるのか
いちいち覚えてませんが
最終的にお客さんの笑顔に後押しされて
あー楽しかったと布団に潜るのです。
師走前のギリギリ一息ついてる時節に
バカバカしくて気持ち悪くて優しくて
なんでもない人達の話をどうぞどうぞ見てください。田
2015年11月14日土曜日
11月13日稽古
2015年4月20日月曜日
ありがとうございました。
無事終演しました。
ご来場いただきありがとうございました。
ライブを目当てにご来場されているお客様にも見てもらえ、初ポニーズの方がほとんどというなかなかない良い機会でした。
ありがとうございます。
ライブを見に来て、演奏前に予想もしない所からのラップ…
どんな反応なのか予想できませんでしたが、
「初めて演劇を観たけれどとても面白かった」
「わかりやすくて面白かった」
と、嬉しい言葉をいただきました。
主催のjohannさんたちはこのために1年以上かけてきたということで、会場はエネルギーに満ち溢れとても素敵なイベントでした。
ポニーズもとても楽しく参加させていただきました。
ありがとうございました。
2015年4月18日土曜日
2015/4/19 @shibuya O-nest 劇団ポニーズ出ます
明日お披露目する「HIPHOP町工場」は
祖師ヶ谷大蔵にあるカフェでその幕を開けました。
この時は20分くらいの演目でした。
その後せんがわ演劇コンクールに出演することになったポニーズは
何やる?って話し合い、じゃあHIPHOP町工場を
40分の拡大版でやりましょうか、となりました。
コンクールなので、順位と言いますか
最優秀演劇賞みたいなものが用意されていまして、しかし
我々ポニーズは用意されていたすべての賞を総すべりしたものの
説明会にもパンフレットにも一切記されていなかったはずの
「審査員特別賞」というものを、マイノリティ溢れる演技と演出で
審査員のみなさまから見事に捻出させました。
そのような見ごたえのある作品を
今回はインストバンドの「johann」の前座用に持って行くことになりました。
いつもとは違う小屋の雰囲気もお楽しみください。
1人骨折してますが、上々の仕上がりです。田
2015年4月14日火曜日
今週末です。
こんばんは、みぞぐちあすみです。
前回のブログでご案内していた「HIPHOP町工場」、
いよいよ今週末です。
今回はイベントの中の一つなので
チラシがありません。
なので、
スクリーンショットしてみました。
字がちっちゃいですね(^_^;)
書き出してみます。
johann×Liaroid Cinema present 『話灯』
【LINEUP】
johann
Liaroid Cinema
横山彰乃(東京ELECTROCK STAIRS)
×ミ世六メノ道理
劇団ポニーズ
YUH taking(ライブペインティング)
【INFORMATION】
opene:17:00
start:18:00
ADV:2800円(ドリンク別)
DOOR:3300円(ドリンク別)
大人になって渋さ知らズに行ったのが始めてのライブだった私にはこのADVとDOORの意味がわかりませんでした。笑
ADVが前売りという意味だそうです。
ポニーズにご予約いただければ2800円でご予約させていただきます。
ポニーズの出番は19:00頃です。
バンドの演奏の他にもライブペインティングやコンテンポラリーダンスなどもお楽しみいただけます。
チケットご用意できますので、ご連絡くださいませ。
お問い合わせ:
gekidan.ponys@gmail.com
または
FacebookやTwitter、
こちらのコメントでもご予約受付ています。
2015年3月29日日曜日
4月19日に「HIPHOP町工場」やります。
2015年2月28日土曜日
いきなりガンダーラ終了
2015年2月9日月曜日
2月9日
あと1週間ですね。
いやー前回僕ブログに書きましたが
演出と僕の考え方にまだ齟齬があったようなので修正して。
僕はシルヴィギエムみたいな、暗い小さなとこで踊るとか
なんとか言ってましたが、ちょっとまた変わりまして。
稽古から本番まで楽しくするにはどうしたらいいんだろう
ってことを旗揚げからずっと演出は言ってて
その取り組みが今回は台本を見ないっていうやり方でした。
今回のやり方で稽古場に入ると、セリフの確認作業ができないわけです。
だから目の前の人と反射でやりとりしてる。
先のこと考えずに。
こういう流れだったなってのは覚えてます。
けどプロンプがいなくなってからのセリフの精度ってなるとかなり落ちる。
ポニーズは会話劇なので、的確にセリフも発話しないと
リズムが生まれない。
この時に僕は、セリフが入ってないからうまくいかないと思いました。
ただこの、セリフが入ってないからうまくいかないってのは
セリフが入ってる時のうまくいってる感だけで
これまでずっと芝居をしてきて、もちろんその経験値が武器であり
仕事道具でもあり、反面それが大きな弊害なんじゃないかと
演出は問題視したわけです。
うまくいかない時間があって、その後にうまくいく姿を描くんじゃなくって
うまくいかない自分を笑いながらできませんかってことなんですね。
これはポニーズの考え方なので、読み流すくらいでちょうどいいと思いますが
まあでも自分にとってそれは、かなり欠けてる要素だなあと思ったわけです。
悩むことで肯定している時間というのかなあ。
そもそもこうやって文字に起こしながら、考えて
答えを見つけなければみたいな作業とは方向が違う気がする。
もはや理系の性だろうか。
気に入ったアーティストのファーストアルバムが
一番良かったなーって思うことがたまにあるんですけど
そういうことなのかもな。
ポニーズの作品、僕はどれも好きなんですが
ポニーズの旗揚げのいきなりガンダーラって
イザナギとイザナミが天沼矛で海をねりねりして
作ったみたいな土地で、わー僕たち立てたー!
って感じの作品だった気がします。
それからの作品は道ができて、家ができて
草むしって、暮らしやすい作品だった。
いや、おもろいんですよ。
うーん例えがわからんくなってきた。
なんだかわかりませんが、皆様に感謝して
下北に向かおうと思っています。田
____________________________________________________________________________
◇第25回下北沢演劇祭参加公演◇
2015年2月8日日曜日
体で覚える
説明してくれている通り、データ上の台本を1人が持ち、
全てのセリフをプロンプ(口頭で伝える)する所から始まりました。
自分の話している言葉や他の役が何を話しているかをしっかり
聞かないと状況がわからなくなってしまいます。
ついていくだけでしたが、これはしっかり聞いて、相手や自分が
何を言っているのかに集中しないと何も獲得できないと感じました。
当たり前だけど。
この方法ならどんな事をしていてもプロンプに耳を傾けられるので
体ははじめからとても自由です。
生まれたりします。思わずみんな笑っちゃうやつ。
セリフは台本に近づいていきます。
今のところセリフが文字として頭をよぎる事が1度もありません。
それがはじめからなのはとてもいい感じです。
初演「いきなりガンダーラ」では台本を作らず、最後の1週間で
録音した稽古を台本におこすというやり方をしました。
どんなやり方でもできる余白みたいなものを感じています。
2015年2月2日月曜日
2月1日
今回【いきなりガンダーラ】に登場させていただきます、吉田佳世です。
一回目は2012年2月25日【ボイジャー先生】で、これが初めてのポニーズ出演でした。
それから三年後にまたやらせてもらえるなんてなんだかとてもうれしいです(*^^*)
昔何かに、絵画とは無声の詩であり詩とは有声の絵画であると書いてあったのを読んだ
事があります。青健さんが書くお話は絵画と詩が混ざっているようでなかなか他では
味わえないと思います。
私もこんな事はじめてなのでどこへ辿り着くのかよくわかりません。
ただとても原始的なものを感じ、ただいる事が許されている気がします。
お互いいることが当たり前の気がします。
時間の合う方、ぜひタウンホールに足を運んで見て下さい!
2015年2月1日日曜日
簡単なことが難しい
今回の本番に向けて行っている稽古は
今までにやってきたこととは全く違っています。
タブレットに書かれた台本が一つあるだけ。
役者はそれを見ることができません。
出演者が5人、主宰が1人いるのですが
タブレットの台本を読む人が
役を演じる人5人にそれぞれ口立てでセリフを与えて
役の人がそのセリフを繰り返します。
役者、演出家関係なく稽古して
「いきなりガンダーラ」の骨格だけをまずは共有しています。
なぜこのような稽古になっているかというといくつか理由はありまして
台本を与えると役者はセリフを覚えるのですが
セリフを覚えることで先の展開も予測して準備をしてしまう。
これは演劇界の99.999%ぐらいのセオリーなんですけど
役者の準備行為や、「セリフ」というものが
芝居を窮屈に見せているのではないか?
少なくとも僕たちは。
ということを去年末主宰が言いまして
それを解消するためのひとつの試みでやってます。
これは成果のほどが、やり遂げないと分からないので
いったいどうなることやら。というところから始まり
今ではメンバーそれぞれがこの稽古で
何かしらを抽出しながら取り組んでいます。
なので従来の稽古とは違い
役者の神経の置き方も様々あるように見えます。
活字を目で追わないことは状況に、より肉薄できて
稽古初期に台本を手に持って演じる事での
相手役の微細な表現の見逃しを減らしていると感じています。
台本が先にあることで相手のセリフを先読みしたり
展開を円滑にするために先に動いておいたり
リアクションを準備していたりと
こう文字で書いていると、そんな悪いことのように
思えないのですが、用意しておくことで視野が狭くなって
しまうことも事実であると思っています。
そもそも役者は人前でウソをついてお金をいただく存在ですが
ウソのつき方がもう無限にあって、こんな事が許されるのは
役者と一部の政治家だけなんじゃないかと思ったりしていまして
立場は違えど僕たちもなるべく
真面目に見えるようにウソをつきたいわけです。
朗らかに笑ってもらえるウソを。
ウソを身近に引き寄せるために
皮膚感覚で演じるために、こういう稽古になっています。
僕自身がポニーズの一番のファンなもので
稽古で新しいセリフを耳にするたび笑ってしまい
この稽古しながら笑ってしまってる感覚は
もうほんとに楽しいというか、幸せなところでもありますが
ちょっとこの無防備に笑ってる感覚を
もう少し研ぎ澄まして、内向的にしてみようと思います。
シルヴィギエムというダンサーが
ラヴェルのボレロという曲で振付をした動画を
ポニーズでよく見てて、演目にもしたことがあったのですが
ボレロの最後の方、演奏が重なってきて壮大に
音楽が膨らんでる頃に、ギエムもバッタンバッタンと
勇壮に踊っているところがあるんですけど
きっとあれは感情で踊っているのでなく
小さな暗いところで淡々と踊っているような気がするのです。
わかんないけど。
なんかそういう自分を切り離すことで成立するような感覚を
この公演で掴んでみたいと思います。
ポニーズの一番のファンでなくなってしまうのは残念ですが
そこに新しい喜びを見つけられたらいいです。
おいおい長げーな。田
2015年1月14日水曜日
チラシ完成
2015年1月11日日曜日
1月10日
次回公演の稽古をしています。
稽古の合間にお湯を沸かしてお茶を飲み
泉君の誕生日を祝ってまた稽古して
今日もゲラゲラ笑いながら終わりました。
その後メンバーでファミレスに行ってご飯を食べました。
多くの人に観てもらうにはどうすりゃいいの?
てことは当然数多の劇団が考えていると思われますが
僕が思うこの公演の良いところ、それはお得だねってところを
新しい角度で考えてみました。
大したことではありませんが、気づいたときあっと思ったので
その感じをお伝えしたいです。
次回公演は2月17日(火)18日(水)です。
この公演のチケット代は大人1500円、中学生以下500円です。
これがですね大人1300円、最大1200円にまで安くなる
入場方法がありまして、2人で来ると料金が安くなるのです。
1人1300円です。
さらに5人で来ると1人1200円になります。
書きながら段々セコイ気持ちになってきた。
ここにきてなんか急に筆が乗らないのですが
演劇に対する素養が全くなくても楽しめて
なんなら演劇がやりたくなるような作品になると思います。
お気軽にお友達誘って来ていただけるとすごく興奮します。
書きたいことはまだあったのですが
どうも同じ時系列に並べるのが難しいので今日はこのくらいで。
もっとブログを書こうぜという話も出たので
この場を利用したメンバーのひととなりや
稽古のこぼれ話にもご期待ください。
ツイッターもあります。田
劇団ポニーズのいきなりガンダーラまで
あと38日
2015年1月1日木曜日
2015年
3つの公演を打つことができました。
9月
劇団ポニーズ第11回公演
『自慢のトモダチ』
@絵空箱
この『いきなりガンダーラ』はポニーズ結成のきっかけになった作品です。
初演・再演を見ていただいた方にも楽しんでいただきたいと思っています。
いうのを作ってみました。
ポニーズ一同楽しみにしています。