2011年7月28日木曜日

稽古見てない座長

はい、こんばんは。
劇団ポニーズ主宰の青山です。
僕は来月に2年ぶりとなる個展が控えているので
はっきりいって全然稽古に参加できていません。
劇団最年長の林さんを筆頭にみんなやってるよ〜という報告を受けては、
はやく合流したいなぁ〜、でも個展の準備が最優先!
ってな感じでなんというか、辛い受験戦争抜けて大学受かったら
可愛いあの子とデートするんだ〜みたいな、先の喜びのための今の苦しみ状態です。
まぁ個展準備は苦しくもすごく楽しいんですけど。

そんで、このブログ。誰が決めたかどうも劇団員持ち回りで書いています。
稽古の様子がメインで。
僕はまだ稽古に参加できてないんで、なーんも書くことないんですけど、
稽古参加前だから予習のような意味で考えたりすることもありまして、
それが「演出」ってやつです。
これから稽古に参加して演出をする前に演出って何だろう?
ということを自分なりに考えておこうと思います。

まず、僕は絵描きなんで演出なんてのはさっぱりわかりません。
わからないなりに思ったのは、発見こそ唯一の可能性なんじゃないか?ってこと。
実際、もうこの世の中では人間にできる創造なんてありません。
必要なものはだいぶ前に全部揃ってしまったので、
今、人間が創造だと思ってやってることはすべて発見です。
もともとあるものを別の角度から見た時の見え方の違い。
その角度こそが我々に残された遊びのスペースだと思うんです。
絵にしても、芝居にしても。
誰も見たことのない角度を探す、そのためにみんな血を吐く思いで
試行錯誤してるわけですね。
そんで、芝居に限らず、そのものをよく知らないと発見できないわけです。
知らないものの新しい角度は発見できない。
そして、知るということは情報や知識ではなくて
体感つーか体験だと思うんです。
なので劇団ポニーズはできるだけ、それぞれの人となりや
興味のある事柄の本当のところってのを
知ることを大事にしていきたいと思ってます。
知れば知るほど、劇団員の人間性や描きたい事柄の真ん中がわかってきて、
そうするとその真ん中をどの角度から見たら面白いかということに
グイっと突っ込んでいけるように思います。
そのためにはとにかく世間話を大切にして、世間話にはじまり世間話に終わる
、そんな稽古を積み重ねていきたいと思います。
そんで本番。
お客さんが帰る頃には、出演者の友人のような気持ちになってたら、
いいんじゃないかなぁなんて思ったりしてます。
あおやま

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