2015年2月9日月曜日

2月9日

ポニーズブログをご覧のみなさまこんばんは。
あと1週間ですね。

いやー前回僕ブログに書きましたが
演出と僕の考え方にまだ齟齬があったようなので修正して。
僕はシルヴィギエムみたいな、暗い小さなとこで踊るとか
なんとか言ってましたが、ちょっとまた変わりまして。

稽古から本番まで楽しくするにはどうしたらいいんだろう
ってことを旗揚げからずっと演出は言ってて
その取り組みが今回は台本を見ないっていうやり方でした。

今回のやり方で稽古場に入ると、セリフの確認作業ができないわけです。
だから目の前の人と反射でやりとりしてる。
先のこと考えずに。
こういう流れだったなってのは覚えてます。
けどプロンプがいなくなってからのセリフの精度ってなるとかなり落ちる。
ポニーズは会話劇なので、的確にセリフも発話しないと
リズムが生まれない。

この時に僕は、セリフが入ってないからうまくいかないと思いました。
ただこの、セリフが入ってないからうまくいかないってのは
セリフが入ってる時のうまくいってる感だけで
これまでずっと芝居をしてきて、もちろんその経験値が武器であり
仕事道具でもあり、反面それが大きな弊害なんじゃないかと
演出は問題視したわけです。

うまくいかない時間があって、その後にうまくいく姿を描くんじゃなくって
うまくいかない自分を笑いながらできませんかってことなんですね。
これはポニーズの考え方なので、読み流すくらいでちょうどいいと思いますが
まあでも自分にとってそれは、かなり欠けてる要素だなあと思ったわけです。
悩むことで肯定している時間というのかなあ。
そもそもこうやって文字に起こしながら、考えて
答えを見つけなければみたいな作業とは方向が違う気がする。
もはや理系の性だろうか。

気に入ったアーティストのファーストアルバムが
一番良かったなーって思うことがたまにあるんですけど
そういうことなのかもな。

ポニーズの作品、僕はどれも好きなんですが
ポニーズの旗揚げのいきなりガンダーラって
イザナギとイザナミが天沼矛で海をねりねりして
作ったみたいな土地で、わー僕たち立てたー!
って感じの作品だった気がします。

それからの作品は道ができて、家ができて
草むしって、暮らしやすい作品だった。
いや、おもろいんですよ。
うーん例えがわからんくなってきた。

なんだかわかりませんが、皆様に感謝して
下北に向かおうと思っています。田

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◇第25回下北沢演劇祭参加公演◇
劇団ポニーズ第12回公演
「いきなりガンダーラ」
 
旅する児童劇団員達の夢と希望と挫折と劣等感と
怨嗟と友情と愛と軽薄さを完全舞台化!
 
【作・演出】
青山健一
 
【出演】
林周一
田中田田田
みぞぐちあすみ
リアルマッスル泉
ゲスト・吉田佳世
 
【舞台監督】
河内哲二郎
 
【照明】
下田めぐみ
前田さやか
 
【会場】
北沢タウンホール
 
【公演日程】
2月17日(火)開場:18:30/開演:19:00
2月18日(水)開場:18:30/開演:19:00
 
【チケット】
大人:1500円
中学生以下:500円
 
◉前売特別割引◉
《ペア割》
2人で予約すると400円割引!
3000円→2600円
 
《グループ割》
5人で予約すると1人タダ!
7500円→6000円
 
※割引は前売予約のみのお取り扱いです。ご予約時に「特割希望」とお伝えください。
 
【お問い合わせ】
gekidan.ponys@gmail.com

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