2013年11月29日金曜日

ショートポニーズ後記 : リアルマッスル泉


林さんの後記にあるように私も揺れるところあり。
理想を申せば「何もしない、其処に居る存在」それがどういうことなのか、
どうすればそうあれるのか、揺れるところあるのである。
ただ今は、今年のショートポニーズを終えて・・・私の髪型を振り返ってみようと思う。

日常生活において髪型へのこだわりがないため、舞台と舞台の間は伸び放題、
ボサボサである。裏を返せば役に合わせて髪を切る。役者にもってこいの資質である。

まずはショートポニーズ1。上忍忍者ヘア。
さすがに結うまで伸ばすのは大変なのでカツラを着用。
荒ぶる髪を抑えるためボヘミアンチックに頭を紐でぐるり。
お兄ちゃんは普段のボサボサのままである。

ショートポニーズ2。ゴッホは帽子着用。
再登場のお兄ちゃんはドーベルマン刑事風。パーマかけてないから全然違うんだけど。
クマールさんはインド人なのでターバン着用。

ショートポニーズ3。ゾンビによくあるサラサラ前髪ヘア。
コーヒーが似合う前髪ヘア。落武者風忍者ヘア(上忍と同じヘア)

ついでにポニーズ本公演。終始ヘルメット着用・・・

ショートポニーズ4。キノコヘア。
たまにマロンカットと言っていたが間違いであることが判明。
マロンのフォルムでは永沢くんになってしまう。マッシュルームカットである。

というわけで、なんだか面白そうですね。
こちらの無茶振りを快く聞いてくださった「ヘアサロンボノ」の板倉さんに感謝。

ムリウイというステキ空間に感謝。あの距離感に共鳴してくださったお客様に感謝。
また来年お楽しみにー!皆様ありがとうございました!

リアルマッスル泉

2013年11月27日水曜日

ショートポニーズ後記:林周一

ども。団員の林です。
今年は4本もカフェムリウイでお世話になりまして。
2011年9月初演の「いきなりガンダーラ」以来
やっぱムリウイでポニーズやるのはしっくりきますね。
住み慣れた場所に帰ってくる感慨があります。
やる方も見る方もムリウイの雰囲気に包まれどこかリラックスできます。
「演劇見るぞ」って構えがいらない。そこが好きですムリウィ。
特に今回は「カフェ」というテーマもあってこれまでの演目の中で一番しっくりきましたね。
やる方も今回は私なんか衣裳も普段着だったし!そのままの格好でムリウイに通って
出番になったらそのまま、いちおう芝居する座席に座っていつの間にか台詞喋ってた。
いつものように数々の小道具やら衣裳詰めた重いカバン下げてエンやこら電車に乗らずに済んだし、
ああ本当に楽だった。。。
そうポニーズの芝居っていかにリラックスしてストレス無く、
かつ楽しく実験できるかってことに心血注いでる気がします。いやしてるか。
それが良いのか悪いのか分からないっすよ。
私が昔からやってる風煉ダンスなんて言ったらその反対だからね。
いかに面倒なことやるかみたいなほとんどSMプレイかって・・・(^^;)))))

「役者は本来負荷かけられて追い込まれて演技に凄味が出るんだよ!」って考えもあるんでしょうが、
手垢付き過ぎてるかもしれません。
そんなことポニーズ、アオケンの書く本には向いてまへん。
いかにリラックスしてフニャフニャになって、
自分の中に今まで凝り固まっていた「お芝居らしさ」の既成概念から遠く逃げられるか?
今まで使っていなかった自分=顔の表情筋や手足や、細かい目の動きひとつひとつや、
あらゆる自分を再発見して、もう一度「遊ぼ」って仲良くなっていかに楽しめるか。
なあんてことは稽古の最中一切考えちゃいませんが(笑)
(・・・あ、こうやって敢えて意識して考えてないってことよ)

もちろん役者みんなそれぞれ周りには言えない策を持って
自らに負荷をかけているのでしょうしポニーズのやり方全て礼賛してるわけじゃない。
むしろ訓練された演劇や芸能にとっちゃ我々のやってることなんざ
オママゴトに見えるかもしれない。とても狭い領域のことだと思われるかもしれない。
まあ「茶番劇」と標榜しているからね。
でも「井の中の蛙大海を知らず」って諺あるけど
(佳世ちゃんが諺引用したからってわけじゃないが!)
「されど空の青さ(深さ)を知る」って続きがあるように、
狭いながらも人とモノを作る、関係の中に生まれる深い味わいと喜びを知ってる。
あたかも一緒に一本のウィスキーの空き瓶の中に精密なボトルシップ作ってるような
そんな精緻な世界を作ってるような。
それがポニーズ。。。違うか!(笑)

とはいえ「楽にやりたい」という思いと
「いいやまだまだ自分痛めつけて無茶苦茶やりたい!」という思いに
揺れるお年頃の49歳です。

最後に
祖師谷大蔵カフェムリウイのオーナーのたけしさんに感謝。
来場してくれたお客様に感謝。
いつも一緒に遊んでくれる堀井くん佳世ちゃんポニーズメンバーに感謝。


2013年11月26日火曜日

ショートポニーズ後記:田中田田田

ポニーズブログをご覧のみなさまこんばんは。

まだ記憶に鮮やかな先週の土日。
本格的な冬の到来前の穏やかな秋晴れ。
富士の外輪山に赤く沈む夕日を2日続けて眺めるという
恵まれた気候の中で、年内最後のポニーズが終わりました。
ポニーズの公演が終わるのを見計らったように
今日は荒れた風が、僕の住んでる谷底の町の枯葉を
空に吸い上げては地上に叩きつけています。

はじめての方、8回目になる今回まですべてご覧の方
全部ではないけど何度も足を運んでいただいた方
カフェムリウイスタッフ様
絵空箱スタッフ様
ポニーズの公演毎に支えてくださったスタッフ様
ゲストの佳世ちゃん堀井君
ほんとうにありがとうございました。

ショートポニーズ後記なんですけど、短編ではなかったですね。
本公演と大差なかったです。
ただ3本の2人芝居があるので、稽古はやりやすかったです。
稽古場に遅れて入ると、すでに他のペアが膝を突き合わせて
稽古してたりして、演劇ワークショップに参加してるような
隣の芝生の青い感じをチラチラと覗き見しながら
引き締まった気持ちで(実際にはのんびりとした光景でしたが)
毎度稽古に臨んだわけです。

世の中には楽しいことがたくさんありまして
同様に苦しいことや憤慨するようなことも多々あるのですが、ひとまず置いといて
僕が味わえる楽しみのひとつが、人前で芝居をすることで良かった。
言葉の1つ、動作の1つを面白くするために演出家とあれこれ試行錯誤する。
自分で出したものに演出が加わり、演出が入ったものをまた自分のものにする。
まず稽古場で楽しい。そして舞台上で楽しい。

自分の楽しいことなんてもしかしたら誰にも
分かってもらえないのではと思ったりもしますが、
1人じゃないというのはほんとうに心強いものです。
ありがとうございます。

今年はメンバーの外部出演がまだいくつかあるので
近日中にインフォメーションいたします。
来年も全部のポニーズに出演するので、
見かけたらお気軽に声をかけてやってください。

 


ショート・ポニーズ後記:みぞぐちあすみ

こんにちは、劇団員のみぞぐちあすみです(*^^*)
先週の24日で今年のショート・ポニーズシリーズが終わりました。
今年もポニーズに関わってくださった皆様に感謝します。
ありがとうございました。

今年は本公演1本も含め、5本の公演をすることができ、ポニーズも、その中にいた私もひとまわり成長できました。

1年をかけて、最後の公演でポニーズがたどり着いたのは本当にシンプルで、お芝居をする上で大切なのはごっこ遊びを楽しむということ。

短編シリーズはコントのようになってしまいがちですが、面白い言い方や変な顔で笑ってもらうより、こんな人いるよねーとか、会話を面白がってもらいたい。
個人的にもっと臨機応変に対応できないといけないなーと反省することもありますが、次はそうできるようにやってみたいし、早くやりたい。

アオケンさんは最近よく
演劇ってすっごい面白いんだよ
と言います。

ほんと、すっごい面白いです。
芝居をするって楽しい!ってワクワクして、早く稽古したいなー、もっと稽古したいなーと初心に帰った気がします。

来年は午年、
劇団ポニーズがますます面白いことをお届けします♪
どうぞおつきあいくださいませ。

ショートポニーズ後記:吉田佳世

今年は夏からずっとポニーズのみんなと顔を合わせてきて、
今年最後のショートポニーズは、素敵な人達だなと
改めて思わせてもらいました。
みんなの稽古している顔がとにかくいい!
キラキラして子供みたいな目をしている。
みんな個性が違っているのに仲がいい。
『和して同ぜず』ということわざがありますが、
ポニーズの関係はまさにこれだなと思いました。
見にきて下さるお客さんもみんな素敵で
同じ時間を共有できたことに感謝でいっぱいです。
またたくさんの人に見て楽しんでもらえるように
がんばろうとエネルギーをもらいました。

ポニーズの皆様、声掛けて下さって本当にありがとうございました。
また一緒にやりたいです。来年もよろしくお願いします(^o^)
今年も残りわずか。やり残しがないように過ごしたいです。

吉田佳世